コミュニケーションを円滑に!話が通じない人。通じる人。自分とは脳みそに違いがあるの?

懇切丁寧に話をしても、会話の表面だけ理解されて趣旨を理解してくれない人っていますよね。つまり話が通じない人。

しかし、それは脳のフィルターを通して、同じ物を見ても、同じ話しを聞いても、認識している内容が異なるからなんです。

先ずはその事を理解しましょう。

ステレオタイプ


ステレオタイプとは、会話の中に登場する特定の言葉にだけ反応してしまう事ってありますよね。つまりその言葉が一般的な印象を持ってしまっているからなんです。

そのレッテルをステレオタイプと言います。それがどう作用するかというと、例えばある女性と友達のこんな会話で
友達「今度コンパがあって、相手の男性は4名で、今のところ私たち女性が3名なんだけど、良かったら来ない?来てくれたら人数がピッタリになるのよ」
彼女「えー、ゴメン、ちょっとその日は用事があるなぁ」
友達「何とかならないの?他に誘う心当たりがいなくて」
彼女「そうだねぇ。ちょっと厳しいかも」
友達「えー!何とかしてよ!お願い!結構相手はイケメン揃いだから!」
彼女「え!そうなの!イケメンなんだ!じゃあちょっと調整してみようかな!」
という風に、イケメンというステレオタイプによって彼女はコンパに出席する判断をしたのです。実際に会った事も無い男性陣に対して、イケメンという一人歩きしたレッテルだけで行動を変えた訳なんです。実はこういう思い込みの様なレッテルは、皆さんそれぞれお持ちですよね。そういった事も円滑なコミュニケーションを阻害する要因です。

脳は自分に必要な情報だけをフィルタリング


更に他にも重要な要因があります。人間の脳は自分にとって重要な情報しか選択収集をしておりません。例えば、同じ場所にいても得ている情報は人それぞれ違うのです。
3人で喫茶店に入ったとします。コーヒー好きの一人はコーヒーの香りと味わいを楽しんでいて、陶芸好きの一人は出て来たコーヒーカップの作風や質感を楽しみ、絵が好きな一人は店内に飾られている額を鑑賞してコーヒータイムを楽しんだとします。
後から、そのうちの一人が
「いいお店だったね、香りの良いコーヒーで味わい深かったね」
と言っても、他の一人が
「え?そうだった?香りや味わいまで意識してなかったよ。陶器ばっかり見てたから。でもあの陶器のカップの右淵が盛り上がっていた形って面白かったよね」
なんて答えに。それに対して最後の一人が
「え?カップって盛り上がってたっけ?私は飾られてた花の絵ばかり見てたから気付かなかったよ」
と言うと、二人が
「えー花の絵なんてあったんだー」
という様に、同じお店の同じ席で時間と空間をともにしているにも関わらず、脳は自分にとって興味のある情報や意識をした情報、自分にとって都合の良い情報しか取りません。フィルタリングしてしまうのです。

誤解の無い話し合いのために


誤解無く話し合いが出来る、相手にちゃんと自分の話を理解してもらうためには、そういう相手と自分の得ている情報が違うという認識を先ずは最初にしなければなりません。

それを前提として、コミュニケーションの中で相手はどういう情報を取っていて、どういう風に思考しているのだろうか?と常に疑問を持ちながら会話を進めましょう。
そして、懇切丁寧に説明をしても理解していなさそうな相手であれば、途中でその理解の度合いを測定するための質問をしてみるのも効果的です。

質問に答えてもらうと相手の理解のレベルが分かりますし、自分の話した内容をインプットした相手が、今度はそれをアウトプットする事によって理解が深まります。
しかし、それでもまだ十分とは言えません。なるべくなら大事なコミュニケーションは、視覚に訴える話し方をしましょう。

出来るならイメージと一緒に伝わる様に、その内容を紙にイメージ図の様に書きながら話しましょう。
人間は会話をする時の認識として、ビジュアルからは55パーセント、聴覚からは38パーセント、会話の内容からは8パーセントの情報を収集するそうです。

ですので、会話の内容の7倍もの情報をビジュアルから取るのです。
ですので、なるべく視覚に訴える方法を使いながら、相手との会話をしましょう。そして、あなたが一工夫した事によって相手はあなたの話の内容が理解しやすくなって、あなたは相手にとって話が分かりやすい人というステレオタイプが形成されるかも知れませんね。

人を嫌な気分にさせない反論の方法。イエス・バットの手法

人から言われた事に反論したい時に、あからさまに反論してはいけません。

先ずは相手の発言に理解を示してから反論しましょう。

そんな上手い方法のイエス・バットの手法を紹介します。

否定的な人っていませんか?

こんな人、あなたの身近にいませんか?

こちらの考えを否定してくる人。あなたが自分なりの客観性や、過去の経験原則に基づいて話をしている時に、「それは間違ってる!」といきなり否定してくる人。
もっとたちが悪いのが、あなたが様々な勉強や実践をした事で得た内容を相手に話したら、全くその知識が無い人が、単純にイメージや感覚だけで「そんな訳ないよ!」という風に否定する人。
どちらの場合も、否定を受けたあなたは心中穏やかではない筈です

。正直こういうのでムッとする事って誰しもありますよね。これは、あなたの話の内容に対して、違う考え方を展開されたから違和感を覚えたという事もあるかも知れませんが、それ以上に、その反論のされ方に一番の原因があります。
いきなり否定から入られた事がその一番の原因です。逆の立場で、もしも相手が言っている内容にあなたが反論したい時は、言葉の初頭効果を使いましょう。

初頭効果とは


言葉の初頭効果というのは一体なんなのでしょうか?心理学には初頭効果というのがあります。

これは第一印象が大事だという考え方です。

初対面の人を瞬間的に判断して、人はその人がどういう人なのかを識別し、その時の印象が後々まで続くという傾向にあります。
その初頭効果というのは、実は言葉にもあるのです。ですので、先ずは印象の良い肯定的な言葉を使って、その後、自分の主張をしっかりとしましょう。そういう方法をイエス・バットの手法と言います。

イエス・バットの手法の実践

イエス・バットの実例を紹介します。例えば、あなたはお酒の中でワインが一番おいしいと思っているとします。
相手「やっぱお酒はビールが一番おいしいよね!」
と言った時に、
あなた「いやいや、ワインが一番おいしいよ!」
と言ってしまうと、否定語から入ってしまう事となります。イエス・バットの手法で返答をしますと、
あなた「そうだね。でも僕はワインが一番おいしいと思うよ!」
という様に、一旦は「そうだね。」と肯定する言葉を使うのです。
そうすると、相手は言葉の初頭効果を感じて、一旦は肯定されたという心理になるのです。その後に否定されても心情的な負担は軽くて済むのです。勿論、ビジネスシーンでも有効活用が出来ます。
お客様「今度の商品は余り売れて無いんじゃないの?」
という事に対して、
あなた「いえ、そんな事はありません。過去最高の売り上げですよ」
というと、先ほどの例同様に否定から始まっています。イエス・バットの手法を使って、
あなた「そう思われるかも知れませんね。ただ、実は過去最高の売り上げなんですよ」
と言うと、一旦お客様の言った言葉を肯定しています。
この様に、相手の心情に配慮するのがイエス・バットの手法です。

お誘いを断る時のイエス・バットの手法


イエス・バットの手法はこんなシーンでも使えます。例えば、人からお誘いを受ける場合などに登場させる場合が多いです。
上司「今夜あたり一緒に飲みに行かないか?美味しい居酒屋を見つけたんだ」

こんな時にイエス・バットの手法を使って断ると、
あなた「ありがとうございます。ただ、今日は先約があって行けないんです。随分以前からの約束でして。また誘って下さい」
という様に、一旦肯定してから、その後はハッキリ断ります。
この時に重要な事は、肯定した後に、ちゃんとハッキリと断るという事です。ここを曖昧にしてしまっては、ひょっとすると上司はあなたが行くという風に誤解をしてしまうかも知れません。

ちゃんと肯定してからハッキリと相手に確実に分かる様に断りましょう。
先輩「来週ワイン会を皆でやろうと思っているんだけど、良かったら来ないか?男性が少ないから来てくれると助かるんだけど」
あなた「有難うございます。面白そうなイベントですね。ただ、その日はちょっと厳しいかも知れないですねぇ」
という様な返答の場合、先輩の目線では、一旦肯定されてから、厳しいから行けるかどうか分からないという事で、保留になっています。

あなたはこれで断ったつもりかも知れませんが、ハッキリとした結論を言わないと、代わりの人を探してもらう時間などもある訳ですから迷惑になってしまいます。
あなた「有難うございます。面白そうなイベントですね。ただ、その日は予定がありまして参加出来ないんです。また誘って下さいね」
という様にハッキリと断りましょう。この様に、イエス・バットの手法はあなたに都合の良い断り方に思えるかも知れませんが、実は相手の気持ち配慮をするという思いやりの法則です。

相手の気持ちを考えて、決して無下に否定をせず、一旦肯定をしてから反論をするという基本を覚えておいて頂いて、ぜひとも活用して下さい。

コミュニケーションは、観察と表現を変えるだけでも各段に変化を感じていただけると思います。ぜひ参考にされて幸せな対人関係を楽しんでください♪

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